2011年10月23日日曜日

お酒のお話 失敗編

先日、禁煙の話をしたので、タバコと仲のいいお酒のお話。
ふと気づいたんだけど、煙草は「お煙草」とクラブのオネェちゃんぐらいしか言わないのに、酒は多くの人が「お酒」と言うんですね。
ま、そんなことはどうでもいいとして。
ズブロッカ
ラベルのバイソンの絵がカワイイです

私は飲めないくせにお酒が好きです。
お酒は飲めないけど、お酒の場が好きという人も中にはおりますが、私はお酒も場も好きです。
結構早くからお酒を嗜むようになり、社会人となってからはよく飲みに行きましたし、よく飲みました。
中でもズブロッカというウォッカが大好きで、トロトロになるまで凍らせて飲むのが好きでした。
このズブロッカは、世界遺産に指定されているポーランド東部の「ビアウォヴィエジャの森」に生息する香り高い薬草「バイソン・グラス」を漬込んだウォッカで、とても素敵な香りのするお酒なんです。

お酒には、いろいろな思い出があります。
中でも印象深い失敗談をログります。
お酒をいくら飲んでも記憶を失わないやっかいな体質なので、いわゆる失言や寝ゲロなどの失敗をしたことはありません。

20代前半の頃は朝まで飲み、始発で帰るなんてことはよくありました。
私が当時住んでいた路線は田園都市線という、半蔵門線、新玉川線の続きの路線で、いわゆる閑静な住宅街のお上品な人々が多く利用することで有名な路線でした。

ある日、その時のメインの遊び場だった六本木で朝まで飲み、帰りに始発を待ちながら乃木坂の公園で友人と遊びました。
雨上がりだったので泥靴は泥だらけになってしまいました。
そして、乃木坂駅で始発電車に乗り、半蔵門線の表参道駅で乗り換え、電車に乗ったとたんに激しい睡魔に襲われました。
距離も長いので少し寝ても目を覚ますだろうと友人と一緒に寝てしまったんです。

しばらくして、目を閉じたまま意識だけが戻ると、あきらかに人の気配がするのに、妙に周りが静かなのを感じました。
しかも電車の中で寝ているのに、ベッドの上で寝ているような快適な寝心地だったんです。
「ん?おかしいな・・・」と思い、ゆっくりと目を開けると、目の前に横になった女子高生の制服があるではありませんか。それもスカートの部分。しかも社内は通勤ラッシュで満員。
そうなんです、私は電車のイスに横になって寝ていたのです・・・
それも泥だらけの靴をイスの上に乗せて。(笑)

このぐらいの混み具合でしたw
慌てて目を閉じました。もうパニックですよ。
「今どこ?」、「何時?」、「どこで起き上がり、どこで降りよう」
そんなことを考えているうちに「次は~表参道~表参道~」という車内アナウンスが聞こえました。
「ん?・・・一回終点まで行って戻ってきたのか?でもそれにしては通勤時間だし・・・ということは、げっ!2往復もしてしまった・・・(泣)」
そう思うと、まるで芸人になったかのように、開き直れましたね。(笑)
まるで何事もなかったように起き上がり、イスの上の泥を払い、嘲笑は感じておりましたが、冷静な表情で(たぶん)電車から降り、反対の下り電車の列に並び会社へと直行しました。

会社に着くなり、友人に「何で起こさなかったんだよ!おまえは起きたんだろ?」と聞くと、「うん、危ないところだけどギリギリ起きて、電車から飛び降りたよ。でもさ、電車の外から探したんだけど、だいこく(仮名)くんいなかったよ」って言ったんです。
この言葉で、2往復のあいだイスの上で横になっていたことが確定しました。(笑)


よく通っていたバー 「六本木ジョージ」
もうこのお店はありません
次回は、ここの店のことをログります
20代前半はよく深酒をし、20代半ばで胃と肝臓と腎臓を患いました。
26歳の時に結婚し、そのあたりからバカみたいに飲むのを控えました。
最近、アルコール(飲酒)感受性 遺伝子検査をしてみて判明したんですが、私は飲めない体質なんです。
だから身体も悪くしてしまうんですね。

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