2012年1月6日金曜日

片道切符


明けましておめでとうございます。

すっかり復帰が遅くなりました。
お正月は無事に過ごせましたが、まだバタバタとしています。
取り急ぎ、帰りの飛行機の中で書いたログがあるのでアップしておきます。

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帰りの飛行機の中からこの投稿を書いています。

今朝は7時に起きて身支度をし、朝食をとってから残りの荷造りをしました。
予定通り8:30に引越し屋さんが訪れ、15:30に全ての荷出しが完了しました。
7時間もかけて荷出しをしたので、すっかり疲れてしまいました。
荷物の個数をカウントしてくれるのですが、細かいものも含めて、ナント332個口もありました。
営業さんの見積りが甘く、当初は5tコンテナを2つとのことでしたが、現場にたスタッフの方の判断で急遽3つに変更しました。
もちろん、費用はサービスしてくれました。
それでも減らした方なんですけどね。
23年前に上京した時は、布団袋一つとダンボール箱数個で東京に来ましたが、23年の重みなのでしょうか、家財はその重みとともに増えていたようです。
引越し屋さんのおかげで、大量の荷物もテキパキと搬出し、適度な時間に自宅を出発することができました。

お台場にあるホテルまでタクシーで行き、そこから16:30の羽田空港行きのリムジンバスに乗りました。
リムジンバスに乗りながら窓の外を見ていると、妙に寂しさがこみ上げて来ました。
いつもは見慣れた風景でも、今日ばかりは名残惜しささえ感じられました。
バスに乗っている数十分は妻も私もほとんど沈黙していました。
何度も通ったこの空港までの道のりを記憶に焼き付けるように窓の外を見ていました。
すっかり感傷に浸っている私とは違い、妻は新しい環境で生活し始めることを楽しみにしているそうです。
いつもは意見の合う私たち夫婦も、この時ばかりは、相反する思いで過ごしていたので交わす言葉も少なかったのかもしれません。

空港に着くと1時間ほど時間があったので夕食を食べました。
よく利用していた空港内のレストランで食事をとり、食べ終わるとすぐに18:20の帯広行きの飛行機に乗り込みました。

もう少しで帯広空港です。
先ほどまでの寂しさは、離陸時に羽田空港を見納めた後、すっかり消えていました。
東京から離陸した瞬間が、これからの生活のスタートのような気がしました。
故郷といえど25年も離れていたのですから、新たな土地で生活するようなものです。
妻に「僕も同じ気持ちになってきたよ。なんか楽しくなってきた。」と言うと、妻は「私なんか、まるで海外にでも住むような気分になってきた」と応えました。
女性は本当にたくましいです。(笑)
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